今回はダイエットのために運動する時間が無くてもたった5分、しかも寝ながらできる簡単ストレッチに関してお話しいたします。
私はダイエット活動で「平日は1日1回:20分以上の運動を行うこと」を課題にし、実践しております。
しかし、朝起きてからの仕事に行く準備や資格試験の勉強、ブログ記事の投稿に専念してやらなかったり、仕事で疲れたためにサボってしまうことが多いです。
さらにうつ病の症状で無気力状態に陥ってしまい、やる気が起きない時もあります。
こんな風にあまり家で体を動かすことがなく時間が過ぎていき、先月2024年6月のダイエット活動の経過報告にて体重:115.0kg、ウエストサイズ:127.8cmにまで増えてしまいました。
👇2024年6月のダイエット活動経過報告の記事はこちら
このままではいけないと思い、何とか運動する習慣をつけなければならないと思い立ちました。
そこで朝の時間が割と元気である程度の時間はあるため、行う運動として簡単なストレッチを選ぶことにしました。
めんどうくさがりの自分に合うよう、「簡単」、「短時間」、「朝起きた際に寝ながらできる」ストレッチがないかと探していた所、書店で「血流ゼロトレ」(著:堀江昭佳さん・石村友見さん)を見つけ、読んでみて「これだ!」と即決で買い、実践するにいたりました。
◇血流ゼロトレは何か◇
女性専用オンラインジムの代表でこの本の著者である石村さんが考案した『体内の血のめぐり(血流)を正常にすることで、健康の問題を解消するトレーニング』です。
近年、健康に重要だとされているのが血流とされており、それが悪くなると肥満といった様々な健康問題が起きてしまうと言われているため、このゼロトレはその血流改善に特化したものだと述べられています。
この本ではそんな血流を良くしての健康改善の必要性に加え、だれでも簡単に始められる”血流ゼロトレ”のやり方が載っています。
この本で紹介されている血流ゼロトレは、著者 石村さんが、
・検証して必ず効果があるとされるトレーニングを厳選
・やめたくならないよう、1分×5種類のトレーニングのみ紹介
・だれでも簡単に、寝ながら行える
を徹底した上で紹介されています。
そのためか、めんどうくさがりの私でも現在、続けられています。
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さて、この記事では「なぜ血流ゼロトレがダイエットにいいのか」、「血流ゼロトレをやる上でのポイント」、「私が血流ゼロトレを実践してみてよかったこと」を紹介していきます。
◇この記事はこんな人におすすめ
・ぽっこりお腹、足のむくみ、便秘、冷え性に悩んでいる人
・簡単な運動で痩せたいと考えている人
1.血流ゼロトレがダイエットにいい理由 3つ
ここでは本書で説明されている血流ゼロトレがダイエットにいいとされる理由をお話いたします。
(1)胃や腸を本来の位置に戻すことで、代謝・お通じを良くすることができる
私たち人間は日常生活上、姿勢が悪くなる、スマホを見る際に前かがみになる動作によって胃や腸などの臓器が本来の位置からがだんだん下がっていきます。
そうすると臓器はうまく働くことができずに弱ってしまい、体内で血液を循環させることがうまくいかず、だんだんと基礎代謝が落ちてやせにくい体になってしまうわけです。
さらに働きが悪い状態で胃腸が食べ物をうまく消化できず、栄養素が体全体にまわりにくくなってしまい、腸に至ってはうまく排泄できずに便秘を招いてしまうのです。
そこで、ズレてしまった臓器の位置を戻すことで血流を復活させる目的が血流ゼロトレにあるのです。
(2)ふくらはぎの血流のポンプ機能を良くすることで、足のむくみ・冷え性が解消できる
足は「第二の心臓」と言われ、心臓から動脈を通って届いた血液を静脈から再び心臓に送り出します。その心臓へ血液を送り出す大きな役割を持つのが、ふくらはぎなのです。
そのため、このふくらはぎの筋肉が衰えると上手く血流を押し出すことができなくなります。
またふくらはぎは「第二の膀胱」と言われ、血液中にある余分な水分がここに溜まっていき、尿として排出するために再度血液に移動される性質があります。
そんなふくらはぎも血流が悪くなると、自分からうまく水分を排出できずに溜まっていき、むくみとして現れるわけです。
さらに足の冷え性にも効果的です。
通常、私たちの体温は体の上と下で違っており、お腹辺りでは35度に対し、足先は32度になっています。そんな低体温を解消すべく、ふくらはぎのポンプ機能が血液を循環させて体温を上げているのです。
その血流が悪くなってしまうと、足先の冷え性はずっと続いたままになってしまいます。
というわけで、足のむくみ・冷え性に血流ゼロトレは有効なのです。
(3)呼吸を深く行うことで、肺までの血流がよくなり、腹筋が鍛えられる
実は呼吸も血流に関係があります。
それは下からやってきた血を肺まで流すのは「呼吸」をすると同時に行われ、そしてそれは”息を吐くこと“によります。
この本では、吐くのが弱い=呼吸が浅いとやはり血のめぐりが悪くなってしまうため、息を長く吐くことが大事だと言っています。
さらに深く呼吸を行っていくと同時に腹筋を使うため、ダイエット効果があるのです。
2.血流ゼロトレをやる上でのポイント 3つ
ここでは本書で説明されている血流ゼロトレが行う上でより効果を出すために守るべきポイントを3つ紹介します。
※著作権の侵害にならないよう、実際の血流ゼロトレのやり方は載せることは避けるため、ご自身でお読みになって実践してみてください。
(1)タオルを使って臓器、関節を本来の位置に戻していく
タオル1枚を用意し、トレーニングの種類に応じて丸めたり、長方形に折りたたんでお尻の下、背中の下からお尻あたりに敷いて血流ゼロトレを行います。
タオルを敷くことで胃腸の位置を改善できたり、背筋を伸ばすのを助けてくれるのです。
(2)呼吸の際、吐く方を意識する
血流ゼロトレでは、息を吸うより吐く方が大事です。
本書では「3秒吸う→7秒吐く」のリズムでトレーニング開始のスイッチを入れたり、トレーニング中の呼吸を行います。
この時、注意するのが息を「フゥ」ではなく「ハァ」と吐くことです。こうすることで首に無理に力が入らず、お腹辺りが動いて楽に呼吸ができます。
(3)呼吸の際、無理に頭を動かさない
血流ゼロトレでは呼吸の際、頭を吸うときには上に、吐く時には下に動かします。
これが血流ゼロトレでのスイッチになり、行うことでトレーニングの効果が出やすくなるわけです。
注意すべきなのは、あくまで呼吸のリズムに合わせて自然と・ゆっくりと頭を動かすことです。無理に頭を動かそうとすると効果が半減してしまいます。
3.私が血流ゼロトレを実践してみてよかったこと 3つ
ここでは実際に血流ゼロトレがやってみてよかったと思うことを3つ紹介します。
現在、私は毎朝4時30分ごろに起きて血流ゼロトレを10日間ほど実施しました。その上での感想を述べます。
(1)便通がとてもよくなる
これが一番ビックリしました。
朝起きて数分後に行っているのにもかかわらず、毎回やった後すぐにお通じが来ます。
効果としてお腹あたりがあったかくなっているため、これは腸が正常な位置に戻って動き始めたからだと思っています
(2)少しの時間しかやっていないのに体があったかくなる
たった5分行っただけなのに額にうっすら汗が出てきているため、このトレーニングで体の代謝が急激にアップしているような感じがします。
そのため毎日続ければ、どんどんやせやすい体になっていくと確信しました。
(3)体が軽くなり、朝から動きやすくなる
首から足にかけて血流が一気によくなっているためか、寝起きでもスッキリ目が覚め、行動するのが早くなった気がします。
ちなみに血流ゼロトレを本格的にやり始めた時期:7月1日と7月7日時点での体重の変化が115.0kg⇒113.4kgと1.6kg減っていました。
(ウエストサイズは127.8cm⇒128.2cmと増えていましたが、思った以上ではありません)
今回はこれで以上となります。
こちらの「血流ゼロトレ」にはトレーニング5種のやり方以外に血流ゼロトレが生まれた経緯、血流ゼロトレを試した人の感想なども載っています。
興味がある人はぜひ読んでみてください。
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また血流ゼロトレには心を安定させる働きがあること、そして本書内でつづられている考案者 石村さんのこれまでの人生に関して読んだところ、私のメンタルヘルス活動に役立つと考え、今後の記事でこの点をご紹介しようと思います。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。